株高でも投資を勧める理由

資産運用

どうもおぎすけです。

投資家のみなさんは連日の上昇相場でウハウハですね。私もこの上昇相場で含み益が加速しました。

一方、これから投資を考えている方は

「これだけ上昇していると、自分が買った瞬間下落してしまうのでは?」

「いや、コロナのワクチンができて、これから増々上昇するハズだ」

「いや・・・(無限ループ)」

と、無限ループに陥ってしまい、投資できない方もいるのではないでしょうか。

私は長期的には株価は増々上昇すると考えているため、追加投資を継続しています。

そう考える理由の1つが「世界の投資マネーの動き」なので、それについて紹介します。

記事の信頼性

荻野圭助(@FIRE_2027

この記事がお勧めの方

  • 株価が高くなっているこのタイミングで投資しているか悩んでいる方
  • 長期投資を考えていても本当に儲かるのか漠然とした不安がある方
  • 投資の知識を増やしたい方

1.投資資産

世界には多くの投資資産があります。オーソドックスな投資対象は下表の通りです。

「株式」と「債券」が圧倒的に大きな市場 となっています。

「REIT」や「コモディティ(原油、金など)」は本当に小さな市場となっています。
私はこれを見た時にREITやコモディティの市場規模の小ささにとても驚いたことを今でも覚えています。

ここには記載ないですが、仮想通貨なども本当に小さな市場です。

押さえてほしいポイント

  • 「債券」、「株式」が圧倒的な市場シェアを占めている。
    〜「債券」と「株式」の動きを押さえることが重要。
  • 市場規模が小さい投資資産は乱高下が激しい。
    〜最近で言えば仮想通貨が急騰していますが、市場規模が小さいため、少しの投資マネーが入って来たからだと思われます。だから今飛び乗っても逆の事が起きる可能性も大いにあります。

では「債券」、「株式」がどれぐらい大きいかと言うと、

債券は1京(=10,000兆円!!)
株式は6200兆円

の市場規模となっています。

イメージがまったくつかない桁ですよね。下表には日本の市場規模も記載あります。

日本はざっくり世界の1割と覚えておけばイメージ掴みやすいですね。

次は投資マネーがどう動いているかを説明します。

2.投資マネーの動き

最も市場規模が大きい債券の動きがポイントになります。

世界各国で政策金利を引き下げています。
政策金利を引き下げることで、企業や個人の購買意欲を喚起して経済を良くしようとしているためです。

住宅ローン金利が低くなれば、家を購入する人が増えるのと同じ考え方です。

下表は米国の政策金利の推移です。コロナ前までは政策金利が2%を超えていました。
つまり、リスクがない米国債で2%の金利が貰えるということです。

※厳密に言うと債券も短期債、長期債などありますが、ここではわかりやすさを優先してそのあたりの説明は省略します。

リスクなく2%もらえるなら「それでいいや」と考える投資家も多くいます。その場合は債券に投資マネーが入って行きます。

しかし政策金利が引き下がると、米国債を購入してもほとんど金利が入ってこなくなります。
そうすると利回りを増やすためには少しリスクをとる必要があります。
ゼロ金利で満足できない投資家は債券から株式市場にマネーを動かしていきます。

もちろんコロナ直後はリスクを恐れている投資家も多いため急にはマネーが入ってきませんでしたが、
ワクチン普及や大統領選無事完了など安心材料が増えてくると、
利回り(配当)を求めてどんどん株式市場に投資マネーが入ってきます。

株高はこれが理由だと考えています。

債券市場は株式市場の2倍近い大きさのため、債券マネーが少しでも株式市場に入ってくるととても大きな影響があります。

ましてや仮想通貨やREITなどへの影響は恐ろしいものがあります。
イメージとしてはクジラが海から池に移動したようなものでしょうか。クジラが入った池はとんでもないことになりますよね。

3.今後の見通し

繰り返しになりますが、投資マネーが一番多い、債券市場の動きを見る事が重要です。
その債券市場は金利に左右されます。それではその金利は今後どうなるのでしょうか。

世界経済の中心地米国はFRBが金利を決めています。

FRB議長・パウエルさんは以下のように公表しています。

つまり少なくとも3年間は債券市場から株式市場に投資マネーが動くと考えることができます。
そのため私は株式市場に対して強気であり、追加投資を継続しています。

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