どうも、おぎすけです。
投資を始めるときは「損したくない」と思いますよね。今日は損しないための3つのポイントをまとめました。
記事の信頼性

1.長期投資
投資期間には、「短期売買(1日~1年)」、「長期投資(10年単位)」の考え方があります。
短期売買はプロの餌食(えじき)になりますので、絶対に長期投資をお勧めします。
(1)短期売買(1日~1年)
短期売買の利益の源泉は誰かの損失です。つまり、誰かが儲けた分、その裏には同じ額を損する投資家がいます。利益の奪い合いが行われています。
市場参加者の利益と損失を足すとゼロになりますので、ゼロサムゲームと言われています。
NY市場では売買の9割がプロ(機関投資家)が占めていますので、素人が短期売買で利益をあげるには、プロと勝負して勝つ必要があります。
「あなたの利益」=「プロの損失」です。
まぐれで勝てることもありますが、継続すれば実力に収斂(しゅうれん)しますので、プロが勝つと考えるのが自然です。

短期売買はプロの主戦場。プロが圧倒的に優位な市場です。なぜなら短期売買は情報戦です。いかに他の人よりも早く情報を掴み、その情報に基づき売買するかが勝負です。
全世界の株価に多大な影響を与える米国金融政策をきめるFRBには金融界の雄・ゴールドマンサックス出身者が多くいます。プロは元同僚や・大学時代の友人などのネットワークも駆使します。

そんなプロと一素人が戦って勝てるのでしょうか。素人がプロボクサーに勝負を挑むような話で勝敗は明らかですね。
(2)長期投資(10年単位)
それでは初心者が投資で利益あげるにはどうすれば良いかと言うと、長期投資です。短期売買はゼロサムゲームと言いましたが、長期投資はプラスサムゲームと言われています。
世界経済の成長に伴い株価も上昇し、投資家の利益と損失の総和がプラスになると見込まれるからです(利益>損失のためプラスサムゲームと言われる)。

世界人口が増えてモノを買う人が増えれば企業の利益は増えます。また技術革新でモノを少ない労働力でつくれるようになれば利益増加に繋がります。
世界人口は2100年まで増加すると言われていますし、技術革新もAI、ビックデータ、自動運転など着実に発展し続けているから世界経済は成長し続けると見込まれています。
そのようなことから長期的には株価は上昇することが見込まれています。
世界経済の成長の果実を得るというのが、長期投資の意味です。
2.インデックス投資
代表的な投資商品である投資信託には、インデックスファンド、アクティブファンドと大きく分けて2種あります。
特徴は以下の通りです。最大の特徴は維持費(信託報酬)の差です。
区分 | 手数料 | 銘柄選定方法 | 商品例(手数料) |
---|---|---|---|
インデックス ファンド | 安い | 指数に基づき自動 で銘柄選定 | S&P500インデックス・ファンド (維持費:0.0938%) |
アクティブ ファンド | 高い | ファンドマネージャー が銘柄選定 | グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド (維持費:2.42%) |
インデックスファンドは指数に基づき自動で銘柄選定するため、人件費などが抑えられるため、維持費が安くなります。一方アクティブファンドはプロの投資家を雇って銘柄選定をしますので、維持費は高くなります。上記の例ですと手数料が20倍以上の差になっています。
勝率を確認しようと思います・・・
アクティブファンドの勝率(米国)は8.1%とインデックスファンドの!!圧勝 !!
一見、プロが銘柄選定をするため投資リターンが高そうに感じますが、手数料が高額なため、手数料などを加味するとインデックスファンドよりも投資リターンが負けてしまいます。

基本は維持費(信託報酬)が安いインデックスファンドにしましょう。目安は0.1%程度なら安いと言えるでしょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3.リスク
長期投資が、大事と言いましたが、多くの人が投資をやめてしまうタイミングがあります。
それは下落時です。損が拡大していくことに耐えれなく売却してしまうのです。
過去を振り返ると、10年に1度程度は30%~50%程度の暴落するタイミングあります。
1987年:ブラックマンデー
2000年:ITバブル崩壊
2008年:リーマン・ショック
2020年:新型コロナクラッシュ
長期投資していると基本的にはどこかのタイミングで暴落に見舞われます。
暴落前に売却すれば言いと言う方がいますが、それは当たる宝くじを買えばいいと言っているのと同義であり、普通はそんなことはできません。
今投資で大きな利益を得ている方の多くの方も暴落に見舞われています。これから投資する方は暴落に見舞われる覚悟で投資をしましょう。
この暴落に耐えて初めて投資の果実を得られます。
リスクを避けるのではなく、上手く向き合って投資することが大切です。
4.まとめ
ブログタイトルに投資初心者向けと記載していますが、これは私自身も常に心に留めている大切なポイントです。
長期投資、手数料が安いインデックスファンド、リスクと上手く向き合う(暴落に見舞われる前提で投資)のがオススメです。
投資で豊かな人生を実現しましょう。
コメント