【レビュー】映画「ホームレス中学生」

趣味の部屋

どうもおぎすけです。

今日はあいにくの雨だったので、子供と家で映画を見ることにしました。

Amazonプライムの無料映画を探してると「ホームレス中学生」を発見しました。

この映画を見ると、改めて「足るを知る者は富む」という言葉の大事さを実感しました。

意味】

「満足することを知っている人は、たとえ貧しくても心が豊かであること。」

自分にとって必要なものや持っているものの大切さを知っている人は、貧しい生活をしていても精神的に豊かであるという戒めの言葉です。

ちなみに四字熟語では「知足者富」と言います。

FIREを目指している方や子供に贅沢を覚えさせたくない方には一見の価値がある内容です。

1.作品内容

お笑いコンビ・麒麟の田村裕による自叙伝「中学生ホームレス」が映画化されたものです。

突然我が家が差し押さえられたことから父親に家族離散を告げられ、ホームレス生活を強いられた少年の話です。

父親の借金で自宅が差し押さえられ、兄、姉と3人で自宅の前で呆然としていました。そこへ父親が表れて、「これからは各々が頑張って生きてください…解散!」とだけ言い残し、そそくさと去っていくというオープニングから話が展開されていきます。

・公園でのホームレス生活、
・小学生に馬鹿にされる
・友人家族に救われて久しぶりの温かいご飯・湯船に幸せを噛み締める
・兄弟で支えあって生活する様子

が描写されています。

多くの人が当たり前だと思っている「暖かいお風呂に入れる」「暖かいご飯を食べれる」ことが改めて幸せなことであると感じることができます。

2.名シーン

44分:ダンボール食べるシーン

お金がなくご飯が食べられなかったため、空腹に耐えきれず段ボールを食べます。

ご飯が食べられるのは当たり前ではないということを実感できます。

48分:友達の家でお風呂入るシーン

友人と再会したことから、友人が自宅に招いてくれて、暖かいご飯(白米、みそ汁、メンチカツ)を食べて、お風呂に入ることに至福を感じるというシーンです。

普段暖かい湯船に入って暖かいご飯食べることに幸せを噛み締めることはあまりないのではないでしょうか。

1時間13分:味の向こう側。

貧乏時代は食料が少なったため、噛むことでお腹を膨らませていたと言う田村さん。白米を長時間噛むことにより白米の味がなくなり、なお噛み続けるとその先に「一瞬ふわっとした甘さ」がくることを「味の向こう側」と表現していました。松本人志のすべらない話でも披露された名言ですね。

3.まとめ

私含めてこのブログの読者は暖かいご飯、暖かい湯船に入ることは当たり前、ありふれた日常のことだと思います。当然ながら至福を感じている方は少ないのではないでしょうか。幸せを感じるにはお金が必要であり、ブランドモノ、立派な持ち家、高級車、高級料理が幸せにしてくれると考えてしまう方もいるのではないでしょうか。

この映画を見ると、実は幸せは目の前の日常に転がっており、いかにそれを感じられるかなのではと思いました。「幸せは見つけるものではなく感じるもの」これも私の好きなフレーズです。

日常に幸せを感じられれれば、三菱サラリーマンさんが良く言う「支出の最適化」にもつながるハズです。

FIREを目指している方には一見の価値ありです。

コメント

  1. […] これは「ホームレス中学生」にもありましたが、ご飯とお風呂があれば究極的には幸せを感じられますね。 […]

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