世界中の投資家が注目する国際機関IMFとOECDのレポートは参考にすべき

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どうもおぎすけです。 

以下の記事は2020年12月に書いた記事です。予測が当たっていたか検証することができますのでご覧ください

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みなさんは今後、世界経済はどのようになっていくと考えていますか?

今日は有名な国際機関による世界経済見通しのレポートについて記事にします。

記事の信頼性

荻野圭助@配当100万円超in郊外(@FIRE_2027
この記事がお勧めの方
  • 今後の経済見通しを知りたい方
  • コロナがいつ収束するか知りたい方
  • 投資に関するスキルを高めたい方

1.世界経済見通しを公表する国際機関

世界経済の見通しを公表する国際機関があります。

主要な国際機関としては以下2つがあります。

国際通貨基金(IMF)

経済協力開発機構(OECD)

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この2つの国際機関は調査能力が高いと言われており、米国の財政政策を担う財務長官(日本でいう財務大臣)もチェックしていると言われています。

調査レポートが発表されると世界中のニュースメディアが記事にします。

私は発表されたらいつもニュース記事に加え原文もチェックするようにしています。

ニュース記事は性質上、読者の関心を引き寄せるような内容になっているため、やや違和感ある編集(見せ方)をしているときがあるため、原文を読んでニュアンス含めてチェックしています。

最初はニュース記事を見るだけでもいいかと思います。

2.世界経済の見通し

直近ではOECDが12月1日に調査レポートを発表しています。

復興を実現するためには、財政支援と公的な健康・医療対策を継続することが求められる - OECD
OECDの最新の経済見通し(OECD Economic Outlook)によると、いくつかの新型コロナウイルスのワクチンが来年には広く入手できるようになるという予測があり、早期復興への期待が高まっていますが、政策当局は公的医療・健康支援と財政支援を維持しつつ、景気好転の機会を捉えるべく断固たる行動を取る必要があります。

【要旨】

経済社会活動がソーシャルディスタンシングと部分的な移動制限によって引き続き制限される状態が、2021年上半期まで続く可能性が高い。

世界経済が回復し始めるのは、2021年にワクチンがOECD諸国全体に普及してからでしょう。世界のGDPは今年は4.2%という急激な落ち込みとなりますが、2021年には4.2%上昇すると予測されています。

(追記)※○%はGDPの成長率です。

この調査結果によると、2021年にはワクチンが先進国に普及して、その後世界経済が回復し始めると言っています。

2021年を想像してみてください。以下は私見ですが、コロナワクチンが普及すると、徐々にマスクする人が減るようになり、目で見える形でコロナ不安がなくなっていきます。しばらく海外旅行を我慢していた人も動き出すと思います。私も海外旅行に行きたくてしょうがないので、移動制限がなくなったらすぐ予約すると思います。

世界各国では、経済回復に勢いをつけるため、各種経済対策を打ち出してくると思います。抑圧されていたことが一気に爆発するのではないでしょうか。

企業もコロナ禍でリストラ(人員整理)や、経費削減を進めていたので、売上が戻れば、今まで以上に利益が出やすい構造になっていると思います。 

2021年が楽しみですね。

3.まとめ

日々の短期の値動きに惑わされないように、国際機関が公表する見通しも見ながら投資方針を決めていくことをお勧めします。

長期投資をしている方は大局観を持って投資することが大事です。

大局観を養いたい方は以下の本もお勧めです。

これは、米国国家情報会議という長期予測のために作られた機関のレポートです。昔は米国大統領など一部の方にしか公開されていなかったが、今は一般公開されているものになります。このレポートを活用し、どのような国家戦略を採るべきか練るようになっています。

米国では長期予測が必要な方は官僚、企業人・学者であろうと、みんなこのレポートから考えを出発させています。

世界で最も予測精度が高いと言われていますので、長期投資している方は一読をお勧めします。

株式投資の方針です。

為替見通しの記事もあります。

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