米国株は年初からめっちゃ下がってて、年初来▲22%になっています。割安感から投資したいと思う方も多いと思います。
けど、いまは32年ぶりの円安。こんな状況でドル転してまで米国株に投資していいか悩んでいる方多いですよね。
実際ツイッターでもそのような声があがっていますので、対応策をまとめます。
記事の信頼性

為替の仕組み

詳しくはこちらの記事をみて頂きたいのですが、為替は色々な要因で決まります。
今話題の米国は、政策金利を引き上げていますので、世界中のマネーが高金利を求めて米ドルに殺到しドル高・円安になっています。
もちろん金融政策だけで為替が決まるわけではなく、時には貿易収支や戦争などの地政学リスクなどによっても為替が大きく動くときがあります。


為替は色々な要因で決まるというのはわかったけど、要因がありすぎてよくわからないよ。
ツイッターとか見てても「もっと円安になって1ドル500円になる」という人がいたり、「米ドルバブルだからはじけたら100円になることもある」とか色々な声がありすぎてわからないよ。
色々な変動要因があるが一番見るべきは?

少し脱線しますが、日本の気温について考えます。気温は日々変わりますし、季節によってトレンドもあります。また長期でみれば温暖化もあります。
私の投資スタイルは長期ですので、最後に儲かっていればいいと思っています。
気温であれば30年後に今よりも暑くなっているか、寒くなっているかがわかればいいのです。
つまり温暖化を抑えておけば外さないのです。
それでは米ドルにおける温暖化に該当するモノは何かというと・・・
それは国力です。これは当然ですが、将来滅びるような弱小国の通貨は価値がなくなります。
一方、発展し続ける国は魅力なので、当然その国の通貨は世界中の投資家が買います。
長期で儲けたいかたは国力を押さえなければいけません。
ちなみに、私は金融機関に入社した際に先輩に相場の基本を身につけるために、「投資家のための金融マーケット予測ハンドブック」を読めと言われこちらで勉強しました。
おススメです。私のバイブルでもあります
将来の国力は米国?or日本?どっちが強いか

国力の諸要素は①領域、②国民、③経済力、④技術力、⑤軍事力と言われています。
その観点で国力を考えてみます。
みなさんは日本と米国では将来はどちらの国力が強くなると思うでしょうか?
私は米国だと考えています。
まず、日本は少子高齢化で労働者(若者)が激減しており、高齢者ばかりの国になっていきます。
教育面においても、日本トップの東京大学でも世界大学ランキングでは35位にとどまっています。上位はほとんど米国が占めています。

また経済力の観点では、世界時価総額ランニングでもトップ10位には日本企業は1社も入っていません。こちらも米国のGAFAMが独占しています。もちろん技術力も米国の圧勝ですね。

軍事力ももはや説明は不要ですね。
将来の国力は圧倒的に米国ですね。つまり、長期的には米ドル高だと考えられます。
そのようなことを理由に、私は日本円にフルインベストするのは正直危機感をもっており、金融資産の9割を米ドルにしています。
まとめ
32年ぶりの円安と騒がれており、1ドル150円前後の水準だとドル転しづらいかもしれませんが、長期的にみれば日本の衰退は明らかだと思いますし、一方の米国は世界の覇者として発展続けると思いますので、この水準でもドル転して米国株に投資するのをおススメします。
しかし、短期的には急な円高になることもありますので、その時に狼狽売りせずに長期投資を心がけて投資していきましょう。
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