どうもおぎすけです。
先週(2021年6月16日~)は、「アメリカの利上げが早めに始まる」との観測から、
先週はNYダウが大幅安になりました。
それを受けて、6月21日(月)の日経平均は▲953円(▲3.29%)と大幅安になりました。
その翌日は株価がほぼ元にもどりました。
このように株価が乱高下している今だからこそ改めて長期でみれば世界経済は成長するということを押さえておきましょう。
記事の信頼性

1.世界人口
結論
2100年まで世界人口は増加する見込みです。人口が増えれば、モノを買う人が増えますので、企業全体の売り上げが増加します。
当然利益も増えますのでそれに伴って株価も上昇すると考えられます。

人口
科学技術、経済の予測は難しいが、人口予測は数ある予測の中で最も精度の高いものであると考えられている。
それは、人間の出生・加齢・死亡は、大規模な自然災害や戦争がなければ、非常に高い精度で予測できると考えられるためである。
不確実性の高い株価や経済成長率に関する予測とは対照的であるとされている。
国連が2019年に公表した将来予測では2100年まで世界人口は増加すると予測されている。

内訳を見てみると、アフリカ人が人口増加のエンジンとなり、2100年まで増加し続けます。
アジア人は2050年までは人口増加しますが、それ以降は減少に転じます。
米国・欧州は横ばいの見込みです。
余談になりますが、アフリカは人口増加だけでなく、エネルギー資源や金属資源のポテンシャルが高いエリアでもあり、資源開発ビジネスの世界において大きな注目を集めています。
中国がアフリカでコロナワクチン外交をしているのはこのような背景があるからです。
2.技術革新(生産性向上)
農業の例を見てみましょう。
昔はクワで畑を耕していました。野菜を作る量も限界があり、売上は10万円/月でした。
しかし、そこにトラクターが登場しました。トラクターを導入すれば、野菜を作る量は圧倒的に増えて、売上が100万円/月になりました。
そんなある日、ついに自動運転のトラクターが発売されました。自動運転なので、今までは比べ物にならないほど耕せる畑の面積が拡大し売り上げが1億円/月に急拡大しました。

このように技術革新により、一人当たりの生産性は向上していきますので、会社の売り上げは増えていきます。
今はAI、自動運転など革新的な技術が登場していますので、今後実用化が進めば生産性が向上することが見込まれます。
3.世界経済
以上のように長期的にみれば、世界人口は2100年まで増加し続けますし、
技術革新により生産性も向上していくことが見込まれます。
それに伴って企業利益は増加しますので、株価も上昇すると考えれます。
短期的には投資家心理や景気循環、金融政策などにより株価は上昇・下落を繰り返しますが、長期で見れば上昇すると考えられますので、マーケットに一喜一憂せずに、長期でどっしり構えて投資することをお勧めします。
個人的には温暖化と同じだと思っています。長期的にみれば、気温は上昇していますが、季節により気温はアップダウンします。
また同じ季節でも日々気温はアップダウンします。しかし長期でみれば気温は上昇する。これと株価も同じだと考えています。
4.投資先
世界経済の恩恵を受けるには、人口減少中の日本国内だけでビジネスしている会社ではなく、世界中でビジネスしている会社に投資をしましょう。
新興国企業に投資をしてもいいです。もしくは米国企業もお勧めです。
米国企業は英語圏ですので、基本的にはグローバル展開している企業が多く、米国外の売り上げも多いので、米国企業に投資をしていれば世界経済の恩恵を受けることができます。
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