【TMV】2022年5月までに投資すべき理由

TMV

どうもおぎすけです。

TMV記事のアクセス数が急増しており、TMVへの関心の強さが伺えます。今日はTMVに投資するタイミングについて記事にします。

記事の信頼性

荻野圭助(@FIRE_2027

2022年に米国長期債の大量の売り(QT)が見込まれている

2022年4月6日公表された3月FOMCの議事要旨では次のことが示されました。

  • 40年ぶりの高インフレの抑制に向けて「迅速」に利上げを進める。
  • (米国債、MBSを)年間約1兆1000億ドル(約136兆円)のペースで圧縮する方針を打ち出した。
    ⇒バランスシートの縮小と言われる金融政策です。QT(Quantitative Tightening)とも言われています。

今まで国債の買い手だったFRBが反対である売り手に回ります。

このインパクトを想像できますか?

買い手が減って、売り手が増えるということです。
誰が考えても国債価格は下落(金利上昇)しますよね。

TMVに投資をするタイミングを考えるうえで最も注目しなければいけないイベントだと言えます。

世界中の投資家も最も注目しているイベントです。

金融政策を決める要人の発言

金融政策を見極める上で重要になってくるのが金融政策を決めるFOMCメンバーの考え(発言)です。

日経新聞

金融政策を理解する上でマクロ経済学への理解も重要です。池上彰さん監訳のめちゃめちゃわかりやすいこちらの書籍でマクロ経済学を理解するのがおススメです。

こちらの書籍は全米大ヒット作であり、スタンフォード大学で一番人気の講義を書籍化したものです。

池上彰「経済政策のニュースがよくわかり、誰もが経済通になれます!」と太鼓判を押しています。

FRB・ブレイナード理事(女性)

2022年4月5日・ミネアポリス連銀への講演

「一連の利上げを通じて整然と、また早ければ5月の会合で急速なペースでのバランスシート縮小を開始することで、金融政策の引き締めを続ける」

「過去の景気サイクルと比べて回復がかなり力強く、かつ速いペースで進んでいることを踏まえれば、バランスシートは過去の回復局面よりもかなり急速なペースで縮小すると想定する。2017-19年と比較して縮小額の上限がかなり大きくなるほか、縮小期間も大幅に短くなる」

「現時点において、インフレは高過ぎる状況で、上振れリスクにさらされている」

Bloombergブレイナード理事、5月にもバランスシートを急速に縮小開始へ

ブレイナード理事はハト派と言われており、金融緩和政策を支持する傾向がありますが、そのブレイナード理事がここまでインフレに懸念を示し、バランスシート縮小を支持していることからFRBは相当まずい状況であることを掴んでいるのではと考えられます。
⇒TMVにとっては追い風

米ニューヨーク連銀・ウィリアムズ総裁(金融政策決定メンバー)

2022年4月14日

5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で50ベーシスポイント(bp)の利上げを検討するのが妥当との考えを示した。

「金融政策の観点から、フェデラルファンド(FF)金利をより正常な水準にするために迅速に動くと同時に、バランスシート縮小計画を進めることは理にかなっている」

REUTERS「米FRB、5月会合で50bp利上げ検討「妥当」=NY連銀総裁」

ウィアムズ総裁もバランスシート縮小を支持しており、利上げにも積極的であることがわかります。

このように要人の発言を見ても、みなさんバランスシート縮小(QT)に積極的であることがわかります。⇒TMVに追い風。

2022年5月がターニングポイント

公式にはQT実施日は公表されていませんが、以上のことからマーケットでは最短5月にQTが始まると考えられています。

QTが始まると、金利が上昇(=債券価格下落)し始めます。債券投資家はリスクにとても敏感なため、債券価格が下落し始めると一斉に売却に動きます。そうすると売りが売りをよび、さらに金利が上昇することが考えられます。

そうしたことからTMVへの投資を考えているなら5月までに投資をしたほうがいいと思います。

コメント

  1. コガネイ より:

    10月のこの時期からでは
    TMVは遅いのでしょうか?

    見立てをお願いしたいです。

    • 荻野 圭助 より:

      コガネイさま
      私はこれからも上がるとみていますので引き続き継続保有する方針です。
      ただ、予想は外れることもありますので、集中投資にはくれぐれもご注意くださいませ。

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