どうもおぎすけです。
こちらの記事で書いたとおり、2月24日にロシア株ETF「ERUS」に投資をしました。
みなさんのご想像の通り、結果は・・・過去最高の大損をしました。
大損は恥ずかしいですが、大損から学んだことが読者の役に立てると思ったので、記事にします。
投資結果は●%の大暴落
投資の格言「戦争は買い」に従って、ロシア株ETF「ERUS」に投資をし始めました。
私は2022年2月24日に投資をしはじめて平均取得価格は23ドル。
戦争が始まる前は50ドルを超えていたため、23ドルでも割安だと判断して投資をしました。
予想外だったのが、欧米各国が過去類をみないほどの大規模な経済制裁を発動したことです。経済制裁が直撃したことで、連日下落し続けて、2022年3月3日に8ドルまで暴落しました。
私の下落率で言えば、▲60%を超えました。僅か10日間で半分以上を溶かしてしまいました。

含み損が毎日拡大し続けた時のメンタル
私の投資方針は分散投資のため、もちろんERUSに全ツッパリすることはしておらず、投資額は資産全体の数%に留めていました。
これが不幸中の幸いでした。ERUS単体で評価損を見ると「うわ~涙」と思うのですが、マネフォーワードで資産全体を見ている時にはまったく気になりませんでした。
しかし、汗水垂らして稼いだ貴重なお金が溶けていくのはあまり気分のいいモノではありませんでした。
流動性リスクの恐怖
2022年3月3日・・・ついに恐れていたことが起きてしまいました。
「売買停止」
そうです。売買停止になったため、損失を確定させることもできなくなってしまいました。
1ヶ月経過した2022年4月6日現在も売買停止中です。
戦争もロシアの非人道的行為が連日ニュースで報道されており、経済制裁が強くなる一方です。
恐らく現在の時価は1、2ドルの紙クズレベルになっているのではないでしょうか。
教科書で「流動性リスク」について学んだ気になっていましたが、初めて経験してその怖さがわかりました。新興国や市場規模が小さいモノに投資するときには注意すべきリスクでした。
学んだこと
投資の格言に則って投資をしましたが、僅か10日間で▲60%もの資産を溶かしてしまいました。やはりマーケットを完全に予測するのは難しいです。
一攫千金を狙って資産の大半をERUSに投資していたらと思うと「ゾッ」としました。
「分散投資」
大事さを実感しました。
投資家のしての経験値があがったのは間違いないので、これは貴重な経験として糧にしたいと思います。
投資は欲をかいて一攫千金を狙おうとすると損するということを身をもって体感しました。
これからも長期分散投資を心がけて欲に目がくらまないように留意しながら投資を続けていきます。
長期分散投資に関する名著はこちらです。世界的ベストセラーで私のバイブルの1つです。
タイミングを捉えた投資は資産全体の1割程度に留めながら投資リターンを高めていこうと思います。
マーケットサイクルに関しては、ハワード・マークス氏のこちらの本がおススメです。
なお、エネルギーセクター株ETF「XLE」への投資は大成功で終わりました。
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