どうもおぎすけです。
TMVのリターンは長期金利の動向次第になりますので、長期金利の見通しが気になるところですね。
今日は長期金利の見通しを記事にします。
記事の信頼性

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私は2021年7月からTMVに投資開始

TMVに初めて投資をしたのが2021年7月。当時の価格は60ドルでした。その後、買い増しを続けて、現在の平均取得単価は55ドルになっています。
もちろん底値ではないですが、直近1年間の値動きを見ると、まずまずの水準で投資することができました。足元は70ドルを超えており、投資額は1.3倍程度になっています。
足元の金利動向:短期金利が上昇

2022年3月の米国FOMCで政策金利(短期金利)が0.25%引き上げられました。
しかし、長期金利が伸び悩んでいます。
通常、金利は長期になればなるほど高くなります。それは長期になればなるほど、将来のブレ幅が大きくなるため、その分のリスク分を加味して金利を上げます。
みなさんも1日間お金を貸すのと、10年間お金を貸すのでは10年間の方の金利を高くしたいですよね。
けど、足元は、長期金利は短期金利ほど上昇しておらず、所謂イールドカーブのフラット化がおきています。
短期金利と長期金利の差が小さくなることをいいます。イールドカーブは、一般的に右肩上がりになっています。この傾斜角度が緩やかになった場合は、短期金利と長期金利の金利差が小さくなったことを意味し、フラット化するといいます。
対義語はスティープ化、スティープニングです。
SMBC日興証券HP
なぜ長期金利が上がらないのか

元JPモルガン・チェース、伝説のトレーダーと言われている藤巻さんがツイートしています。
FRBはコロナショックへの対応として景気刺激策として長期国債を大規模で買入しており、今でも買入を続けています。
つまり、FRBという巨大な買い手がいますので、金利が低いままで抑えられています。
FRBが買入を止めて売却にまわると国債の買い手がいなくなり、金利があがるとみています。
FRBは2022年に国債を売却か
それでは、FRBはいつ国債の買い入れを止めるのでしょうか。
正式に公表はされていませんが、足元40年ぶりのインフレ率となっており、金融政策の引き締めは急務です。そのため、多くのアナリストは2022年には開始されると予測しています。
インフレ高進でFRBは3月に利上げを開始。2020年3月に開始した大規模な債券購入も終了し、早ければ5月の会合で量的引き締め(QT)の計画が発表される可能性がある。
(中略)パウエルFRB議長はQTの詳細について3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨から明らかになるだろうとしている。議事要旨は4月6日に発表される。FRBのバランスシートは現在、約9兆ドル(約1100兆円)規模。シュナイダー氏は今後数年間で約5兆ドルに圧縮されるとみている。
Bloomberg
つまり、2022年以降、国債の売却が始まれば、債券価格下落(=金利上昇)が見込まれています。
TMVに投資するには面白いタイミング
マーケット予測は外れることも多いですが、以上のような状況を踏まえると、TMVに投資するには面白いタイミングだと思います。
私は2022年でのリターンに期待して引き続きTMVに投資をします。
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