どうもおぎすけです!
コロナ禍で希望退職という名のリストラの記事をよく見かけます。
そんな記事を見ながら・・・
「業績悪化が悪化している企業は
「リストラ」と「配当減配」
どちらをするのか」
気になったので、調べてみました。
記事の信頼性

この記事がお勧めの方
- サラリーマンの給与収入に不安があり投資に興味がある方
- 副業に興味がある方
- 配当投資をしているサラリーマン
1.上場企業のリストラ状況
東京商工リサーチの調査によると、
- 2020年に希望退職募集を実施した上場企業は93社(前年の2.6倍)
- 募集人数は判明した80社で1万8635人
- 募集企業数、募集人数ともにリーマンショック後の2009年(191社、2万2950人)に次ぐ規模
- その勢いは2021年になっても止まっていない。
もちろん有名企業も多く含まれている。
- リクシル
〜1200人の希望退職者を募集。 - コカ・コーラボトルジャパン
〜900名削減で2年連続の大規模リストラ - 武田薬品工業
〜30歳以上を対象に希望退職を募集 - JT(タバコ会社)
~2022年3月までをめどに3000人規模の人員を減らす。 - 中京銀行
~2023年度までに従来よりも人員を25~30%減らす
リクシルという建材製品で有名な会社について見ていこうと思います。キッチンやお風呂などを作っている会社ですね。
2.リクシルのリストラ規模
当社の従業員数は2020年3月末で約1.5万人です。
リストラの募集数は1,200人なので、全体の約1割程度です。
10人に1人リストラと考えるとびっくりの水準ですね。
3.リクシルの配当政策
当社は2020年9月に決算発表をしています。
その資料には配当予想に変更なしとのことで配当を維持しています。
リストラはしますが、減配はしないようです。
株主優先という姿勢が鮮明です。
リストラで従業員は絶望的ですが、株主は安定的に配当が入金される予定です。

4.リクシルの株価
次に株価も見てみましょう。
リストラを公表して2020年3月9日の株価は1350円付近。
今ではなんと当時の2倍超の2,958円(2021年6月16日)。
従業員の場合は解雇となり絶望的ですが、株主はウハウハですね。
5.まとめ
このように不景気で業績悪化時には同じリクシルという会社でも従業員から見ると絶望的ですが、
株主として当社を見ると、株主はウハウハで従業員と天と地ほどの差になりました。
こういうのを見ると、やはりサラリーマンとしての給料収入だけだと不安定なので、
株主になり配当収入および株高の恩恵を受けることが大事だなと思いますね。
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