【XLE】あのウォーレンバフェットも投資!インフレ局面ではエネルギーセクターが優位!

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どうもおぎすけです。

2022年は米国の金融政策が「緩和」から「引締め」への転換期となりますので、ポートフォリオを見直した方がいいのか?今後のマーケットを見通すと、何に投資すべきか良いか?など悩むことが多いですよね。

今日はその疑問にお答えします。

荻野圭助(@FIRE_2027

2022年の金融政策は引締め

投資銀行業界で世界トップのゴールドマンサックス(Goldman Sachs)は2022年の金融政策に対して以下の見通しを公表しています。多くのアナリストも同様の見通しをもっています。

インフレ率は目標をはるかに上回ると予想

・今年4回の利上げを実施する可能性が高い

・遅くとも7月にはバランスシートのランオフ※(償還に伴う保有資産の減少)を開始

2020年1月:Bloomberg「ゴールドマン、今年4回の米利上げ予測-7月にはランオフ開始の公算」

このように、2022年は米国の金融政策が「緩和」から「引締め」に転換されるため、投資環境は2021年ほどバラ色ではないと考えられます。

2022年はエネルギーセクターが優位

米国の2021年、GDP成長率は+5.6%とかなり景気が強かったです。

そのため、2021年12月のCPI(物価)はなんと、6.8%と1982年以来、39年ぶり!の記録的な上昇になりました。

米国の金融政策はインフレを抑えるため、利上げを実施する予定です。

マーケット環境によって、優位なセクターは変わっていきます。「景気強弱」・「金利高低」と「優位なセクター」の関係は以下のようになっています。

今のマーケット環境は下図で言うと「右上」にいると考えられます。

2022年は利上げが想定されており、下図の「右上」から「右下」に移行しますので、これからはエネルギーセクターが優位になります。

出所:コンテクスチュアル・インベストメンツ

世界3大投資家の一人・ウォーレンバフェットもエネルギーセクターに注目

世界3大投資家の一人と言われるウォーレンバフェット氏は2021年にエネルギーセクターの代表格であるシェブロン(Chevron)に約4,000億円もの投資をしていることを公表しています。

その前にも日本の5大総合商社の株式を買い進め、金額にして6,000億円もの投資を行っています。日本の商社株はエネルギー価格と相関性が高いので、これもエネルギーセクターの投資と考えられます。

エネルギーセクターに投資する方法

エネルギーセクターの主要会社には以下があります。

エクソンモービル(米国)

ロイヤルダッチシェル(イギリス)

シェブロン(米国)

個別株に投資してもいいですが、個別株はリスクがありますので、私はエネルギーセクターETFである「XLE(Energy Select Sector SPDR Fund)」に投資をしています。

なお、エネルギーセクターETFにはXLEの他、「VDE」というのもあるのですが、設定日が長く、かつ純資産総額の大きいXLEに投資しています。

まとめ

私は相場を100%見極められるとは思っていません。相場をハズすことは多々ありますが、勝つ確率の方が高いと考えているため、ポートフォリオの一部を相場観に基づいて振り分けます。

万が一、相場が逆に動いても耐えられるように私は資産の5~10%に留めています。

XLEはエネルギーセクター全体に投資しており、それ自体で分散投資ができていますので、私は今資産の2割程度をエネルギ―セクターに投資しています。

みなさんも集中投資にはくれぐれもご注意ください。

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