どうもおぎすけです。
ETF「TMV(Direxion Daily 20+ Year Treasury Bear 3X Shares)」へタイミング良く投資して爆益を虎視眈々と狙っている方へ。
- インフレになると金利が上昇するけど、TMVに投資したら儲かる?
- 2022年3月には量的金融緩和(国債等購入)が終了するとTMVは儲かる?
- 2022年、2023年それぞれ3回、2024年2回の利上げを示唆しているけど、TMBは儲かる?
記事の信頼性
TMVは投資タイミングの見極めが重要な商品です。TMVに投資すべきタイミングを見極めたいと思っている方に、チェックリストをつくって説明をします。
TMVの商品性、金融マンとしての相場観を踏まえてチェックリストを作成しています。

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TMVに投資すべきタイミングをチェックリストで確認
投資タイミングの見極めをチェックリストで確認します。
①経済の過熱感に対する予兆があるか
②金融政策が引き締め方向であるか
③低金利環境であるか
上記の通り。1つ1つ解説していきます。
経済の過熱感に対する予兆があるか
2021年12月のCPI(物価)はなんと、6.8%と1982年以来、39年ぶり!の記録的な上昇になりました。個人がめっちゃモノ買っているのに対し、コロナ禍でモノが販売できないため、需給バランスが崩れてモノの値段が記録的な上昇をしています。
🇺🇸 1982年以来
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 10, 2021
アメリカのインフレが下記の通り、記録的な状況に。市場予想なみだったので株式市場は荒れませんでしたが来年の利上げ観測は高まってきました。コロナ後の前例のない経済・社会情勢、そして政策対応。異例のインフレがいつまで続くのか、過去の経験則では予測できない状況が続いています pic.twitter.com/P7YTsiGbys
景気が過熱してくると、長期金利は上昇してくることが見込まれますので、まさに今後、長期金利が上昇すると考えれます。
金融政策が引き締め方向であるか
一般的にモノの値段があがると、国民は困ってしまいますので、中央銀行は金融引締(利上げ、国債買入停止)により、景気の過熱を抑えて物価の安定を図ります。上述の通り、物価は39年ぶりの歴史的な上昇をしています。
それを踏まえて2021年12月のFOMCで2022年3月の金融緩和終了を公表し、それ以降は金融引締めしていくことを示唆しています。

今までは中央銀行が国債を購入していたため、長期金利が抑えられていましたが、購入をストップしますと、国債価格は低下=長期金利上昇していくことが見込まれます。
また、政策金利も2022年以降引き上げることを示唆しています。

このように、米国の金融政策は金融引締めの方向感になっています。
伝説のトレーダーとして超有名な藤巻先生もツイートしています。
(続)量的緩和からの撤退時期。これが第1回目の激震(長期金利のうわっぱね)が来るだろう。3月ころにやってくるテーパリング終了時が世の中にお金が最大限にばらまかれる次期であると認識していないと大やけどを負う。
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) December 20, 2021
低金利環境であるか
金利が高い環境ですと金利が低下する余地があるとも言えます。つまり、金利低下→TMV値下がりリスクが大きいということです。低金利環境であれば、金利低下余地が限定的=TMV値下がり余地が少ないと考えられるため、投資するにはとても良いタイミングになります。
1990年からの30年チャートでみても歴史的な低金利環境であることがわります。

ポートフォリオへの最適な投資割合は?
チェックシートすべてに該当していると判断してTMVをコツコツと買い増しをしています。しかし、相場を予測するのはプロのファンドマネージャーでも難しく外すことが多々あります。
もちろん私も相場を100%見極められるとは思っていません。相場をハズすことは多々ありますが、勝つ確率の方が高いと考えているため、ポートフォリオの一部を相場観に基づいて振り分けます。
万が一、相場が逆に動いても耐えられるように私は資産の5~10%に留めています。
みなさんも集中投資にはくれぐれもご注意ください。
なお、著名投資家もTMVに投資しています。
TMVに投資するなら必読の本
私がTMVに投資しようと思ったきっかけの本です。藤巻先生はJPモルガンの会長から「伝説のディーラー」と称される世界的に有名なトレーダーです。TMVについて解説していますので、必読の本です。
余談ですが、私は金融機関に勤務していますが、諸先輩方には投資バイブルを必ず聞くようにしています。それをすべて読み込みました。100冊は超えています。時には内容が薄い本もありましたが、それも含めて本は最高の自己投資だと断言できます。本代の数千円をケチると投資で何百万円も損をしますので、投資本はケチらないようにしてください。
以下もお勧めです。
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