米国企業に投資する5つの理由

ETF・商品

どうもおぎすけです。

バフェット太朗さん著書「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」など米国株を推奨する方が多くいます。

米国企業での勤務経験を踏まえて、米国企業(株)の魅力をお伝えできればと思います。

記事の信頼性

荻野圭助(@FIRE_2027
この記事のお勧めの方
  • 日本株中心に投資している方
  • 米国株に投資しようと考えている方
  • マネーリテラシを高めたい方

1.米国企業の株価(S&P500)

米国を代表する株式の指数はS&P500。みなさんもよく知っているAppleやAmazonも構成銘柄の1つです。
最近ではテスラがS&P500に採用されましたね。

下表は約30年間の値動きです。

S&P500はなんと、1989年に投資していたら、なんと10倍前後になっていますね。
その間、ITバブル崩壊、リーマンショックなど株価が半減する暴落もありながらそれを乗り越えて現在の高値になっています。

S&P500に関する有名な話と言えば世界三大投資家の1人ウォーレンバフェットは
妻に「S&P500指数に投資しろ」と遺言を残しています。

2.世界時価総額ランキング   〜平成元年 VS 平成30年(1989年 VS 2018年)

平成元年当時は今では信じられないかもしれませんが、日本企業がトップ20位をほとんど独占していました。

しかし、その後の30年間で激変しました。平成30年には米国企業が独占するようになりました。
しかもほとんどが30年前にはなかった企業です。
ゼロ→イチを作り出せるし、しかもどれもグローバル展開している企業ばかりです。

米国人は当然英語を話せますので、すぐにグローバル展開が可能になっています。

インターネットの登場以降、優秀な1人が総取りできる資本社会ルールになったことも大きく影響しています。

3.大学

それでは米国にはどのような人材が集まっているのか、世界大学ランキングを見てみます。

米国大学がなんと10校もランクインしています。世界中の学生がこの大学を目指して米国に集まってきます。
つまり世界中から優秀な学生が米国に集まり、米国で就労・企業し、グローバルな企業に成長していってます。

Appleの創業者スティーブジョブスやGoogle創業者ラリー・ペイジはスタンフォード大学出身で有名ですね。
ちなみに、日本トップの東大でも世界で見れば36位となっています。

4.解雇規制

米国企業は「株主第一主義」と言われており、各種法律も株主にとって優しいものになっています。
代表的なものが解雇規制です。

日本ではみなさんご存知の通り、世界主要国の中でも最も解雇規制が厳しい国と言われています。
不景気時も解雇がしにくく、人件費の経費削減ができず、業績回復の妨げになっています。

一方、米国の解雇規制は緩く、業績悪化時は容赦なく解雇します。

エクソンモービルは昔、本社従業員を1362人から330人に減らしたことも有名ですね。

5.合理的

専攻

米国では大学の専攻によって職種を決めます。理論に裏付けられた戦略や施策が立案されます。
そして基本はずっと同じ職種を継続します。そのためスキルを活かした高度な施策立案・実行ができます。
マーケティングだったらそのスキルをずっと高めていきます。日本みたいなジョブローテーションはありません。

労働環境

日本では働き方改革が叫ばれてやっとコロナがきっかけでリモートワークや印鑑レスなどが話題になってきましたが、
私が米国にいた5年前には既に米国ではあたりまえでした。
契約書もメールでやりとりして完了。
日本みたいに無駄な調印や郵送(場合によっては人の手によるデリバリー)もまったくありません。

在宅も当たり前で、また車移動中に電話会議したり効率的に仕事することができました。

6.まとめ

米国の代表的な株価指数S&P500は30年以上右肩あがりです。

それは世界大学ランキングに米国が10校も占めており、世界中から優秀な学生が集まってきます。
それら学生が米国企業で就労・企業します。

当然彼らは英語ができますので最初から世界展開できるグローバル企業を目指します。
結果、創業から10年たらずで世界時価総額ランキングの上位に食い込む企業を排出していきます。
物事を合理的に考えており、無駄なことはなく、また各種法律面も株主第一主義の面が強くでています。

そのようなことから私は米国企業に投資しています。

なお、当然米国企業のパフォーマンスが悪くなる可能性もありますので、集中投資しすぎないようには留意してください。

コメント

  1. […] 米国企業に投資する5つの理由どうもおぎすけです。バフェット太朗さん著… 日本円は将来円安?円高?将来見通し ~日本財政から読み解くどうもおぎすけです。日本円の将来を見通す上で、日本財政への理解が重要です。今日は日本財政について説明をしようと思います。この記事がお勧めの方米ドルを買ったものの円高への不安がある方日本円しか持っていない方金融リテ…ogisuke.com2021.06.15 資産運用 シェアする Twitter Facebook LINE コピー 荻野 圭助をフォローする 荻野 圭助 さよなら東京ライフ。じぶんらしく生きる […]

  2. […] 米国企業に投資する5つの理由どうもおぎすけです。バフェット太朗さん著… […]

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